ほろほろふりかけ。

私の田舎は秋田、故郷出てから,遠く半世紀過ぎている。だのに、子供の頃食べたものが、無性に食べたくなる、買ってきて食べてみるが、納得いかない、思い出し自分で作ってみる、その中にほろほろがある。東京では手にはいる事が難しい、今日こそと意気込んで、町を商店を回るが、中々素材が見つからない、予期せず出会うこともある、食材です,真鱈の子です、白子は頻繁に見つけることは出来ます、時には味の付いているものにも出会います、味の付いてない生です。十五センチ位のだと、木綿豆腐二丁、牛蒡一本白滝(出来上がり冷凍すると美味しく有りません)最小に豆腐を水切りします、熱湯をたらこにサーと掛け臭みを取ります、鱈子をざく切りに焦げの付かない鍋に入れとろ火で炒ります、酒 みりん 塩 だし汁(市販の物)そこに、豆腐、牛蒡(ささがき)を入れます,びだびだの物が出来ます、丁寧にとろ火で炒るのです、焦げないよう。最初は薄味で、ふーと息かけると飛んで行く位まで炒るのです、焦がさないように、最後に味を調節します。熱々のご飯にかけていただきます、休んだりまた火を入れたり一日 仕事です、美味しく出来たときの喜びは、何にも変えられません。又それを喜んでくれる家族がいる事です。これも自分で動き自分で出来るから出来るのです,日一日と老いて行くのですから、まだまだ挑戦します。